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阿片の中国史 (新潮新書)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 156488 位
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| 発送可能時期: | 通常3〜5週間以内に発送
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| 参考価格: | ¥ 735 (消費税込)
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お里が知れる……
なんというか、知っている知識(プラスそこらの本から集めた情報)を時代順に並べてエッセイにしてみました、といった作り。
事項の間違いはいいとして(ってよくないけど)、この本(と著者)を貫く「純真な中国民衆が、あくどい西洋列強、日本、買弁たちによって阿片漬けにされ、ひどい目に遭った」という「歴史観」がいかにも中国人らしい。別に民衆が(よく時代劇で出てくるように)無理やり阿片を吸わされた、というわけでもなかろうに(当たり前だが、「吸いたかったから吸った」に決まってる)、なんでこうすぐに「被害者面」するのだろう。
著者は日中のハーフだそうだが、この本を見る限り、内面は100%中国人といってもよいだろう。にもかかわらずNY在住ということは、国籍は日本というありがちパターンか。それにしても、こんな学生の卒論程度の本で「ノンフィクション作家」を名乗れるんだから、「ハーフ業界」は不思議なところである。
軽い歴史読みもの
本書は中国と日本のハーフのノンフィクション作家が描く
阿片を切り口とした中国史である。
新書という分量の問題もあるが、特に目新しいことが書いてあるわけではなく軽い歴史読みものである。
一章を割いて語られている、阿片が何故日本では蔓延しなかったのかという
議論に、あまり説得力が無いのが残念。
軽い読み物として
作者はノンフィクション作家だそうですが、エッセイのような語り口で何とも軽く読めます。それなりに重厚な学術的内容を期待すると肩すかしに遭います。
作者の出生によるものと、ステレオタイプの見方をしてしまってはいけないと思います。が、前書きに出てくるように中国に対する開国の外圧が理不尽で日本に来た四隻の黒船が理不尽ではないというのは、そんなんですかねぇ、と感じるし、阿片の輸出の是非に関してはイギリスに於いても侃々諤々の議論があったことについては一言も触れずに、悪の帝国的表現になっており、気に掛かります。他の関連する本とあわせて読むべきと思いました。
おもしろいよ
イギリスが持ち込んだアヘンが、著者の表現を借りれば
「品質管理の徹底。生産工程の効率化。歩留まりの向上。
商品価値の維持と向上。総量コントロール。
信用力の強化。市場調査。新製品の開発。新たなスタイルの考案」
てな具合のモダンなマーケを駆使した、とてもモダンな商品だったらしい。
表面上は非常に理性的でも本質は野蛮、
この分裂した思考の裂け目から底知れない人間の黒い欲望が覗かせる。
供給する側が悪いのは言うまでもないが、
蒋介石や毛沢東も阿片を資金源にしていたようだし、
何より、中国の社会や人々の緩んだ風紀も問題。
一方的に中国人が被害者と言い切ることもできない。
阿片の中国史
目からうろこの内容でした。これまで中国史について興味がなく、よく知らなかったのですが、「阿片」という言葉にひかれて本を買いました。とてもわかりやすく読みやすかったので、中国史に親近感をもちました。 シャーロック・ホームズから始まる書き出しは新鮮で、阿片を始めて吸った尼さんの話、ロビンソン・クルーソーが中国へ行って阿片を売った話などは、面白かったです。中国の蒋介石も毛沢東も阿片を売って軍資金にしていたことは、驚きでした。著者の体験なども交えて語ってくれるので、共感する部分も多かったです。
新潮社
証言 日中アヘン戦争 (岩波ブックレット) 日本の阿片王―二反長音蔵とその時代 実録アヘン戦争 (中公文庫) 阿片王 満州の夜と霧 日露戦争に投資した男―ユダヤ人銀行家の日記 (新潮新書)
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