七つの海を越えて―史上最年少ヨット単独無寄港世界一周 (文春文庫)



七つの海を越えて―史上最年少ヨット単独無寄港世界一周 (文春文庫)
七つの海を越えて―史上最年少ヨット単独無寄港世界一周 (文春文庫)

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冒険が描ききれていない

名前とヨットで世界一周最年少記録を打ち出したという実績だけは知っていたが、実際にどういう奇跡を辿って、どういう経緯でヨットでの世界一周を成し遂げようとしたかまでの詳細、また本人がどういう人間であるかについては、本書と冒険家である野口健との対談集を手にするまで分からなかった。
本書を手にして、彼を取り巻く人間関係、師匠多田雄幸との出会いから始まって、ヨット世界一周お成し遂げるまでのスポンサー探しに苦労したことが分かる。
肝心の世界一周についての記述が少なく(基本的には、毎日の何もない海の上を走行するだけだから仕方ないのかもしれないが)、もう少しただ事実を述べることに終わるだけでなく、冒険の中身を描いて欲しかった。
正直、読んでいて退屈させられる部分があり、流し読みしてしまった場面も多々あった。
自身も著書の中で筆上手でないと認めていることもあり、しょうがないことなのかもしれないが。

信じてあきらめないこと。

ヨットで単独無寄港世界一周を最年少で成し遂げた著者は、
タクシー運転手をしながらヨットを駆る故多田雄幸氏に弟子入りする。
今で言う、住み込みで無給の日々をただ夢のためにすごす。
二度の失敗をへて、三度目に師匠の残した船で世界一周を成し遂げる。
覚悟のある生き方だと思う。
思い込んだら、とことんまで。
勇気をもらえる一冊です。
飾り立てる言葉は要らない、とにかく読め!

夢を見る人が少なくなった気がする。「自分はこんなもん」と変に妥協する子供たちが増えた気がする。
ヨットで世界一周(しかも一人で)なんて途方も無い夢を抱き、その夢を叶えるために必死に行動し、最後には「死」すら覚悟した176日の軌跡であるが、
「白石康次郎」と言う人が自分たちと変わらない普通の人でありながら、普通の人ではないことが読み取れる1冊である。
誰もが恥ずかしくて大きな夢を語ることが出来ない世の中になってしまったが、
こうして「熱い思い」を抱いて、自然と周りの人が手伝わずにはいられなくなるのはその人の持っているエネルギーの差なのだろうか?
閉塞感のある現代日本においては貴重な存在であり、これからも益々活躍して
様々な人の良い目標となって欲しい。
何かを感じるかどうかはその人次第であるが、だからこそいろんな人に1度は読んで欲しい本である。
購入の価値あり、と思う本。

著者は現在活躍中の、第一級の冒険家である。同世代の冒険家にはテレビでの露出も多い野口健氏がいる。著者は海洋冒険家としては国内第一級の人物であり、また、なによりも若い。今後も多くの事を成し遂げてくれるに違いない人物である。彼の葛藤や成長を疑似体験しつつ、夢を見るのもまた楽しいものである。
冒険というものの価値

山田玲司さんの『絶望に効くクスリ』の第6夜で、読んで伝記を購入した。南氷洋で10mの高波(ビル三階分の高さを上下する)を耐え抜き、26歳の時、世界最年少で単独世界一周を成し遂げた白石康次郎さんの伝記です。日本ヨット界の伝説、多田雄幸さんの弟子です。近代そして戦後になってからの冒険家というと、なんと言っても、植村直己、多田雄幸、そして3代目の白石康二郎さんが思い浮かびますが、みんなお金に苦しみいろんなものと戦いながら、生活に疲れながらもボロボロになっても冒険に挑戦し続けた人たちです。まだ30代にもならない白石さんからして、べつに金もコネも実績もなく、高校生の時に電話帳で調べてタクシードライバーをやっていた多田さんに、無理やり会いに行ったのが始まりです。欧米では、ヴァージンの会長の気球による世界一周ように
冒険やチャレンジスピリッツには、高い名誉と価値が社会的に置かれます。それに比べると、日本社会というのは随分保守的で余裕のない世界なのだなぁ、と思ってしまう。ただし、その中でも生まれる冒険家たちは、逆説的に言うと本物であろうけど。



文藝春秋
人生で大切なことは海の上で学んだ
孤闘―Fighting Alone
夫婦で世界一周 夢丸物語―定年後にヨットで出発! (〓@53B2@文庫)
海洋冒険家・白石康次郎の挑戦~Over the wave~ [DVD]
海のレゾナンス―単独世界一周 ヨット、リサ号と




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